ブログ
2016年 8月 26日 たまプラーザ校の大好きなところ(上智大学 外国語学部)
こんにちは!上智大学4年の宮原です。
実は、来月の中ごろから長期で海外に行くため、校舎での勤務を21日に引退させていただきました。
このブログの更新も、これで最後になります。
私は高校2年生の冬から生徒として約1年半、その後スタッフとして約3年半、校舎に在籍していました。合計約5年。
たまプラーザ校を通じてたくさんの出会いがあり、たくさんの経験をさせていただきました。
高校の部活のことしか考えていなくて、友達がいるからという理由だけでなんとなく東進に入学した高2の冬頃を思い返すと、
わたしにとってこの場所は、大学受験だけではなくてもっと大きなことについて、人生について、深く考え、多くを学んだ、何にもかけがえのない5年間だったことを感じます。
この5年間、当事者として、そして担任助手・担任として、大学受験に関わってきて強く感じることは、
大学受験で得られるものは、決して志望校合格だけではないということです。
高校生活の大切な一年間や二年間を捨てて、ただただ機械のように言われるがままに勉強しても、得られるものは合格通知だけ。
だけど大学生活の中で大切なのは、<どこの大学に行くか>ではなく、<行った先で何をするか>です。
どんなに名門の大学に行っても、どんなに偏差値の高い学部に進学しても、その環境を活かす意思と力が無ければ、全く意味がありません。
大学受験は、弱い自分との戦いです。つらいこともたくさんあります。
つらいからこそ、「なぜ自分は頑張るんだろう」「僕/私は自分の人生をどう生きたいんだろう」と考えます。
答えのなかなか出ない問いに向き合うからこそ、自分なりに見つけた答えが、皆の財産になります。
大学に進学したあとの人生の、皆のエンジンやコンパスになります。
だから、一生懸命頑張ってね。一生懸命になることに意味があります。
私は「努力は必ず報われる」派です。
確かに、一生懸命やっても合格に届かない可能性は絶対に無くならない。でも、やりきった自信や強さは、必ず、その後の皆の人生の糧になります。
そして、昔の自分と同じような高校生たちが、受験の苦しさに対面し、自分の弱さと向き合う、人生における大切な期間に、
その時間を共に過ごし、とても近い場所で見守ることのできる担任助手という仕事は、とっても大変で、でも最高にやりがいのある仕事でした。
生徒の皆が一歩前に進んだと感じる瞬間、困ったことがあったときに頼ってくれる瞬間、かけてくれる感謝の言葉、すべてがわたし自身の大きな力になりました。
今まで関わってくれた生徒の皆さんに、こころの底から感謝しています。これからも頑張ってね。困ったことがあったときは、いつでも頼ってね。
たまプラーザ校の一番いいところは、先輩から後輩にバトンをつなぐ体制ができていることだと思います。
担任助手が生徒の皆のために純粋に一生懸命になり、その気持ちを受けた生徒の皆が卒業後に新たな担任助手となって、後輩たちに対して一生懸命になる。
その連鎖が毎年続いていて、校舎が暖かい気持ちでいっぱいに満たされているところが、わたしがたまプラーザ校の一番好きなところです。
その連鎖の中に一生徒として、担任助手として交われたことを、幸せに、誇りに思い、いつまでも忘れずに、私も次のフィールドで頑張っていきたいと思います。
今まで、本当にありがとうございました!
宮原