ちょっとだけ。(早稲田大学大学院 教育学研究科) | 東進ハイスクールたまプラーザ校|神奈川県

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2017年 1月 11日 ちょっとだけ。(早稲田大学大学院 教育学研究科)

こんにちは。

大内です。

 

今日は僕が受験生のみなさんへメッセージを送ります。

毎回長文になってしまいすいません。

お付き合いください。

 

メッセージを書こうとしたら、

ふと自分の受験本番のことを思い出しました。

 

私大の入試、それも第一志望レベルの入試でのこと。

英語で、とある長文読解の大問がありました。

その大問の最後の問題の答えを、

選択肢“C”にしようか“D”にしょうか悩んでいるときに、

あることに気づいたのです。

(あれ……ここでDを選んだら、この大問の答え……全部Dになっちゃう。)

 

しかも、Dの選択肢のほとんどが

D. Not enough information given

(この問題を解くための十分な情報が、本文に与えられていない)

だったのです。

 

迷いました。

本当に迷いました。

答えがNot enough information givenばっかりの長文読解なんて見たことないしなぁ……

それにNot enough information givenばっかりって長文読む意味ないじゃん……

最初から解き直した方がいいか?

残り時間、大丈夫か?

でもDが合ってる可能性もゼロではないしなぁ……

え、けどさすがに全部Dはないでしょ……

いや、でも…

 

でも。

 

自分はここまで、

そうだと思う答えを選んできた。

ここで自分の思う答えを選ばずに間違えたら、

そのせいで、この入試がダメだったら…

 

一生、納得できないだろうな。

 

僕は、Dを選びました。

そして、入試が全部終わった後、

気になっていたその問題の答え合わせをしようと、

解答速報のページを開きました。

すると…

 

D、D、D……D。

 

全部Dでした。

僕はその大問を全問正解していて、

無事合格することができました。

 

僕は“自信”という言葉を聞くと、

今でもこの出来事を思い浮かべます。

「自分を信じて」

言葉で言うのは簡単です。

でも、本番の緊張して、重圧のかかった状態で、

本当に自分を信じることは、簡単ではありません。

 

だから、“確固たる自信”なんていう大層なものは

試験会場にもっていけなくても、

いいです。

 

本番で、

緊張したとき、迷ったとき、

心が揺れたとき、自分を疑いそうになったとき、

「ま、これでダメならしゃーないか」

という選択ができれば、充分です。

 

ただ、その選ぶとき。

根拠がしっかりしていなかったとしても、

確固たるものではないとしても、

やっぱり、

自分を信じることが必要になります。

だから、あえて言います。

 

ちょっと、自分を信じて。

 

そのときだけでいいから、

確固たるものでなくてもいいから、

ちょっとでもいいから。

 

 

受験生のみんな。

 

ここまで、

ずーーーーっと勉強してきたね。

大変だったね。

勉強の手が止まったこともあったかもしれない。

やめそうになったことがあったかもしれない。

それでも、本当によくがんばってきた。

よくぞ、ここまできた。

 

もう、受験勉強の最後だね。

最後、自分の答えを

選んで書くとき。

ちょっとだけ、自分を信じて。

みんななら、きっとできるから。

 

みんなが笑顔で春を迎えられますように。

応援しているよ。

行っておいで。

 

大学院1年 大内佑介