常に前を見ろ、振り返るな(慶應義塾大学 商学部) | 東進ハイスクールたまプラーザ校|神奈川県

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2016年 12月 23日 常に前を見ろ、振り返るな(慶應義塾大学 商学部)

みなさんこんにちは渡辺です。

このブログが掲載されている日はちょうど最後のセンター模試ですね。結果はいかがだったでしょうか?良かった人も悪かった人もいるかと思いますが、残り時間は僅かです。気を抜かずに勉強していきましょう。

センター試験まであと約3週間です。気分はどうですか?たぶん大多数の人が不安でしょうね。僕もその一人でした。実際センター試験はみなさんが想像している以上にかなり物々しい雰囲気で行われます。試験時間中に監督者が本人確認のためにわざわざ顔を覗き込んできたり、前後左右をおじさん・おばさんに囲まれる(これ本当です笑)などただでさえ頭が混乱しそうなのにさらに混乱をもたらすような事態が平気で起こります。けど不安になるのには必ず理由があります。確かに今まで挙げたような想定外の事態を「妄想」してしまうのも理由の一つですが、大事なのはこれから挙げるもう一つの理由です。

みなさんは今まで大学受験のためにどれだけの時間を割いてきたでしょうか。人によって様々かとは思いますが仮に1日平均で5時間勉強してきたのを3年続けたなら5475時間、分に換算すると328500分です。この328500分、人生で最も楽しくそしてかけがえのない高校生活の中でみなさんはこれだけの時間を大学受験のために費やしてきたのです。勉強に費やすことなく、もっと他のこと(趣味・部活・恋愛など)に打ち込むことができたかもしれません。では、なぜこれだけ楽しいことの中から勉強することを選んだの?それは他でもない「あなた」がその道を選んだからです。行きたいと思う大学に「歯を食いしばるような思いをしてでも行きたい」と覚悟を決めた過去の「あなた」が紛れもなく存在しているからです。この時にもう一つの理由で不安が生まれます。それは人間はある物事に懸ける思いの大きさと不安の大きさが比例関係にあるからです。だから不安になるのは当然なのです。

今年のNBA(アメリカプロバスケットボールリーグ)ファイナルでクリーブランド・キャバリアーズを優勝に導き、MVPを獲得したレブロン・ジェームスという有名な選手がいます。彼は13年前の高校生の時から全米中の注目を集め、高卒で故郷のチームであるキャバリアーズに入団し早くも「優勝請負人」としての十字架を背負うことになります。しかし、そう物事思うように行かず痺れを切らした彼は他チームへの移籍を決断しますが、移籍が報道されるや否や町中でユニフォームは燃やされ、チームのオーナーから公式声明で「裏切り者」とまで言われました。そして移籍先で2回の優勝を経験した後、2014年にキャバリアーズに復帰します。そして、今年下馬評では絶対に勝てないと言われた相手チームに対して史上初となる1勝3敗からの大逆転優勝を成し遂げ、13年前の約束を果たしました。その時に言った言葉が印象に残っているので紹介します。

「二年前に地元に優勝をもたらすために僕は戻ってきた、、、自分が持ち得る全てを捧げて、、、気持ちも、血も、涙も、汗も、全て捧げてきた。みんなの予想を覆して僕たちは辛い道を乗り越えてきた。なぜ神様が僕に一番険しい道を与えたのか分からないよ。でも、神様は乗り越えられない試練を人に与えたりしない。ずっとポジティブであり続けたんだ。神様に『なんでこんな道を歩まなければいけないんだ!』と言う代わりに『これが神様が僕に歩んで欲しかった道なんだ』と信じ続けた。この優勝はクリーブランドに捧げます!!」

この言葉にはどんな苦境に立たされても、どんな批判を受けようとも常に前を向いて「自分に何ができるのか」を考え故郷に優勝をもたらすために13年間戦い続けてきた彼の思いが凝縮されています。普段あまり感動することはないのですがこの言葉ほど私の心を揺さぶったものはありません。

長々と書いてしまいましたが、最後にこれだけを言ってこの文章を終えたいと思います。

過去は変えられない。けれど目標を成し遂げるにはどうあろうともとにかく挑み続けろ。そうすればおのずと結果は出てくる。

吉報を待っています!

1年 渡辺雄也