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2016年 10月 26日 英語の復習のやり方(一橋大学 法学部)
こんにちは。
一橋大学法学部二年生の菅野暢人です。
秋も段々と深まり、肌寒く感じる日も増えてきましたね。
受験生の皆さんは、そろそろ本番を意識し始める頃なのではないでしょうか?
そこで今回は過去問演習講座の活用法、特に過去問の英語の復習についてお話したいと思います。
過去問を週に一回規則正しくこなせている人はたくさんいると思います。
しかし、点数が順調に伸びている人はあまり多くないという印象を受けます。
「点数が伸びない。どうしよう。」という生徒さんに
「じゃあ今までに解いた過去問の英文は完璧?英文に出てきた、単語・熟語・文法・構文・表現は全部頭の中に入ってる?」
と聞くと、完璧とは程遠いと答える人が多いです。
私からすれば、そんな復習では点数が伸びないのは当たり前です。どうして、過去問にでてきた知識をないがしろにして、過去問の点数が取れるようになるのでしょうか?
点数が伸びないと嘆く前に、過去問に出てきた知識を盤石にする事から始めましょう。
これは私の持論ですが、問題に出てきた英語の文書読めるようになれば、入試問題なんて簡単に解けるんです。当たり前の事ですが。
その証拠に解答解説に載っている日本語訳を読めば、問題なんて簡単に解けますよね。それは文章が読めているからです。
つまり、問題が解けないのは英文が読めておらず、理解できていないから。
だとすれば、問題を解けるようにするためにはただ英文を読めるようになる作業を黙々としていけばいいだけ。
では、その作業を私がどのようにしていたかをここから紹介したいと思います。
それは音読です。
音読といっても、ただ音読をするだけではまったくの無意味です。
まず文章に出てきた単語・熟語・文法・構文・表現をすべておさえます。英文の中に疑問点がない状況を作ったら、音読に移ります。
その時に、英語の塊を意識しながら読みます。
ネイティブは英語の文章を読む時に、無意識に文章を塊ごとに分ける作業をしています。
塊ごとにどのように分けるかというのは、言葉だけでは説明しづらいので、直接質問に来てください。
そしてこの音読を毎日30回程度こなします。
すると、その英文が完璧に頭の中に染み込みます。これを私は「頭の中に刻み込む作業」と呼んでいます。
この頭の中に刻み込む作業を続けていけば、不思議と読める英文の幅が広がります。
言葉とは経験です。話す事も読む事もそう。
経験を積めば、その経験をもとに新しい文章もサラサラと読めるようになります。
私はこの勉強法で英語の偏差値が10以上上がりました。
ぜひ試してみてください!