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2020年 12月 1日 学部・学科の決め方(早稲田大学政治経済学部)
こんにちは。
今回ブログを担当する樗木と申します。
よろしくお願いいたします。
今回は志望校を考えるうえで重要になってくる学部・学科の決め方についてお話していこうと思います。
今の時期、受験生は最終的な志望校および併願校の決定を迫られていると思います。
高校での面談や東進での面談を通じて、受験校決定の難しさも実感しているのではないでしょうか。
第一志望校等はすでに固まっている方が多い一方で、併願校は自分の志望度が低いがゆえに、問題の相性や試験日などいろいろと考慮することが増え、決めにくいですよね。
また、低学年の皆さんは、そろそろ第一志望校を意識し、同日模試ではその大学に合格している人たちの同時期の点数を目標にしていくことになると思います。
志望校、併願校を決めるうえで考慮する要素は人によって違いますし、沢山あると思います。
その中で、今回は学部・学科に絞って話していきます。
私は今、早稲田大学の政治経済学部に通っていますが、実際に第一志望にしていたのは国立大学の教育学部です。
教育工学という学問に当初は興味がありましたが、自分の就職ということも考えて、第一志望のみ自分が最も興味のある学部を選択しました。
それはつまり、併願校に関しては大学のネームバリューや試験日、偏差値等を考慮して決めたということです。
ただ、経済学科と政治学科の選択において、私は経済学に対してそこまで興味を持てなかったことから、政治学科を選び、結果としてその選択は自分にとって有益だったと感じています。
理系の方は、大学1年生から学部のテーマに沿った授業が多い傾向にあるので、比較的学部や学科を絞って受験されるケースが多いと思いますが、文系の方の中には自分のやりたいことがまったくない、もしくはたくさんありすぎて絞れないというケースも少なくないと思います。
私から一つ言えるとしたら、文系でもゼミという形で学部や学科で取り扱う学問について深く触れる機会があります。卒業論文もそのゼミで書き進めていくことになるでしょう。
つまり、自分の興味関心が全くないところに進学すると、最終的にそのつけが返ってくる可能性があるということです。
現時点で興味関心を何に対してももてない人は、常にアンテナを立てて、これから情報をたくさん集めていきましょう。皆さんが見えている景色が世界のすべてとは限りません。視座を高くしていきましょう。
現時点で興味関心が広すぎで選べない人は、自分の内面に目を向けてみましょう。自分が興味がある分野については把握できているので、自分のことを分析し、自分が向いてそうだったり熱中できそうな学問を見極めてみましょう。
受験生は決断を迫られているかもしれませんが、低学年の皆さんには残り1年の猶予があります。焦る必要はありませんが、常に頭の片隅で自分の将来について考えていけるといいですね。
今回のブログは以上となります。読んでいただき、ありがとうございました。