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2020年 4月 30日 計画の立て方(明治大学 情報コミュニケーション学部)

全国の皆さんこんにちわ、担任助手の佐々木瑛雅です。

今回は受験に向けての計画の立て方について言及していこうと思います。

皆さん志望校は決まりましたか?

受験勉強をしていく中で自分の成績を鑑みながら決めようとしている子も中には多くいると思います。

ですがそれは絶対にオススメしません!!!

なぜなら予定とは逆算的に立てるものであって、目算的に立てるものではないからです。

目算的な計画では必ずだらだらと下の方へ向かってしまいます。

だから必ず、勉強を始める前に第1志望校を決めましょう。

 

次に予定の決め方です。

予定はできる限りスパルタに決めましょう。

前提として、受験生にとって春休みとは、勉強をする気になれないという時期はとうに過ぎています。

1年間みっちり勉強すればどうにかなると言いますが、受験シーズンは1月後半から2月、つまりもう1年も残されていません!!

先輩方はかならず最後にあと2ヶ月あれば受かっていたのに!というものです。

もう11日を無駄にしている暇はありません。

 

ではより具体的に決めていきましょう。

ここからは全員必須科目である英語を例にしていきます。

4月から5月には基礎固めを徹底します。

中学、高校の基礎単語の復習をして行きましょう。

このときにアクセントや発音を意識して覚えられると後々が楽になります。

接頭辞や接尾辞といったより分解的、要素的なとこも覚えられるとベストです!

同時並行で文法事項も確認し、300words程度の長文にも着手すると良いでしょう。

というのも英単語は7回出会うと完璧に覚えられると言われています。

基礎固めを徹底する意味でも、英語に触れる機会を意識して増やしていきましょう。

 

6月から夏休み前半には共通テストレベルのものに取り組みましょう。

単語レベルを低次の受験英語まで引き上げます。

よく受験で勘違いする人がいるのですが難しい英語を覚えなければ難しい大学に受かると言う訳ではありません。

英単語とは、ただの文字の羅列です。

どこで低次や高次が決まるのかといえば、その単語の汎用性にほかなりません。

つまり、よく使われる単語はよく見るからみんなが覚えていて簡単になり、全然使われない単語はあんまり使われないからみんな覚えていないという原理です。

裏を返せば低次の単語の学習が点数に直結し、高次の単語の学習は出るか出ないかのギャンブルに時間を割いているということです。

必ず基礎単語から詰めていくようにしましょう。

長文的には500words700wordsだと思います。

 

夏休みから受験日前日まで、ここでは第1志望校の過去問を解きます。

もちろん毎日過去問を解いて解いて解きまくるという訳ではありません。

夏休みは1週間に1日、1年分の過去問を解き、解けなかった単元について知識の塗り直しをしていきます。いわゆる傾向と対策の時期です。

この時期には単語を単語として覚えるのではなく、単語と単語を関連させながら、つまりより抽象化して覚えていきます。

ポジディブやネガティブといった簡単なことでも構いません。

長文も超長文といわれる1000words以上に取り組みだします。

ここまでの文字数になると長文をより構造的に読む必要が出てきます。

まずこの長文が物語文なのか評論文なのか。

評論文ならば二項対立型なのか自分の意見を先行研究の引用で肉ずけしているのか。

といったことを意識して読むことが重要になってきます。

 

そして受験本番を迎えます。

ここまでがだいたい英語学習に置ける1年の計画です。

言葉にするのは簡単ですが、実践するのは甚だ難しく、そして学習教科も一教科ではありません。

ほんとに時間がありませんよ!!!

 

最後に注意事項、模試についてです。

模試の復習に何日も使う人がいますがそれが正しいときもあれば間違っている時もあります。

前提として模試とは知識の抜けを実践的に確認するためにあります。

基本的な7割はとれたが応用の3割を落としてしまった。

この場合には模試の復習は有用です。

しかし、7割も撮れていないのに模試の復習に時間を割くことは有益ではありません。

というのも基本的知識がないにもか変わらず、模試の問題を解けるよるになるだけだからです。

それは問題を頭を使って解いているのでは無く、単なる問題の答えを暗記しているにほかなりません。

せめて7割を取れるようになってから復習に勤しみましょう。