基礎固めについて(早稲田大学) | 東進ハイスクールたまプラーザ校|神奈川県

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2019年 8月 6日 基礎固めについて(早稲田大学)

こんにちは。今回ブログを担当する樗木大祐と申します。よろしくお願いします。

 

今回は基礎固めについて話していきたいと思います。

 

そもそも基礎とは何なのでしょうか。

一般的に「基礎」の関連語としてしばしば「応用」という単語が用いられます。「基礎」を固めてから「応用」問題を解く、という言葉はよく耳にしますよね。「基礎」と「応用」の関係性は、皆さんも頭の中でなんとなくは理解していると思います。

 

では、実際に受験に当て嵌めて考えてみましょう。受験の本質とは、受験生が大学に課せられた試験問題を制限時間の中で解き、その試験の成績の上位者のみが入学の権利を手にするというシステムのことを指します。基本的には事前に受験者に対して大学側が試験問題を開示することはありません。試験開始の合図と同時に、受験者は初めて見る問題に向き合い、高得点を目指します。

 

ここまでの話で私が何を言いたいかというと、受験において「初めて見る問題を解く」ことを「応用」、「そのための準備」が「基礎」に該当し、『「基礎」を固めて「応用」問題を解く』という関係性が成り立つということです。

 

夏休みに入り、基礎を早期に完成させて、早くセンター試験や二次私大の過去問やその他の演習を沢山やりたいと考えている受験生は沢山いると思います。東進としてもセンター試験本試験の10年分と第一志望校の過去問の10年分を夏休み終わるまでにやりきるという方針を掲げているので当然のことです。

 

私が皆さんに注意して頂きたいことは、本当の意味で基礎の完成という概念は存在しないということです。基礎がどこからどこまでの範囲なのか決めるのは皆さん自身です。日本史で例えると、江戸時代だけが基礎の範囲だと主張する人がいても良いし、教科書まるまる一冊全てが基礎に該当すると主張する人がいても良い、ということです。

基礎の範囲は人それぞれ異なるので、いつまでも基礎の完成にこだわりすぎると、自然と自分で基礎の範囲を広げていき、結果的に基礎固めで夏休みが終わってしまう可能性があります。

 

基礎はあくまで応用問題を解くための過程に過ぎないことを忘れないでください。

 

ただ、基礎の範囲を自分で定めるとなった時に、何を軸にして考えていくべきか迷ってしまいますよね。何かしら判断材料が欲しいですよね。

そんな時にまず気にして欲しいのは自分の目的です。応用問題を解くためというのは勿論ありますが、センター試験本番で点、二次私大の試験で点をとるという大きな目標もあるはずです。

 

この目標が達成できるように、基礎の範囲を定義して、基礎を固めていくのが無難ではないでしょうか?

ではどうしたら基礎の範囲を定義するのか。簡単です。想定する試験を解いてみましょう。まず、敵を知りましょう。センター試験も二次私大も過去問は基本的に始めてみる問題、つまり応用問題が多くあります。特に二次私大の過去問は未知の領域なところがありますよね。

それの対策をするためには、まず解いてみることをオススメします。出来なくてもいいです。点数が取れなくてもいいです。どのレベルの応用問題を解くために自分は基礎を固める必要があるのかを体感してみましょう。

 

基礎は応用問題を解くための準備です。高尾山を登るためには山登りの用の軽装で十分かもしれません。しかし、富士山を登るのならばある程度きちんとした山登り対策が必要ですよね。山登り情報について間違ってたらすいません。高尾山も馬鹿にしていません

 

皆さんにとって第一志望校は富士山に見えるかもしれません。しかし、名前に気圧されるのではなく、実際に登山にはどれぐらいの時間、体力、装備が求められるのかを見極める必要があります。しっかりと自分に求められている水準を見極めることで、大きな目標は初めて達成できるのです。

 

ここまで長々と話してきましたが、要するに「基礎固めをどこまでやればよいか迷ったらとりあえず過去問解いてごらん」ということです。

 

夏休みは受験生にとって長く辛く不安な道のりが続くと思います。皆さんから何か相談したいことがあれば、担任助手はいつでも受け付けております。樗木、動きます。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。また明日のブログも読んでください