夏は終わりの始まり。(東京大学理科一類) | 東進ハイスクール たまプラーザ校 大学受験の予備校・塾|神奈川県

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2022年 8月 26日 夏は終わりの始まり。(東京大学理科一類)

こんにちは、東大理科一類一年のふじいです。
最近校舎で勤務に入ると、夏休み真っ只中のみなさんがやる気に満ち溢れていて感心してます。
大学もちょうど夏休みが始まって、みなさんとともに勉強を頑張らねば…と思う次第であります。
暑すぎて外に出る気にもなれない日が続きますから、塾にこもって勉強する方が快適なくらいですね。

さて、そんな夏休みですが受験生のみなさんに与えられたミッションのひとつに「過去問演習」があるでしょう。
せっかくの過去問なのにこんな時期に解くのはもったいない!という言説も時たま聞きます。
でも我々は夏に過去問を解き切らんとします。受験生時代の私もそうでした。なぜでしょうか??

端的に言えば、夏は「終わりの始まり」だからです。

夏が明け、秋に訪れた自分を、冬に入った自分を想像してください。刻一刻と迫る入学試験。残された時間が愛しい。学ばねばと必死に机に向かう時間が生活の要になるでしょう。でも時は無情にも過ぎていきます。受験生としての最後の半年は長いようで短いです。
そうなったとき、自分が何を勉強して、どう成長していけばいいのか。受験生の皆が悩む課題です。

そこで皆を支えてくれるのは夏の過去問演習です。
夏休みに過去問をきちっとやり切った人はとても強いです。共通テストを、生の入学試験を数多く解いて、自分が到達すべきゴールをはっきり見据えることが出来ています。ゴールが見えています。
そこに向けて自分がなすべきことはなにか。足りないものはなにか。こだわるべきはなにか。それらを押さえて、秋以降の受験勉強の”終盤”につなげる ― これが夏に過去問をやる意味です。

つまり夏は、受験生としての「終わりの始まり」です。
「有終の美」に向けたスタートダッシュ、切れていますか?